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横 田 龍 堂

RYUDO  YOKOTA

1974年 埼玉県さいたま市(旧浦和市)生まれ       

 

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EDUCATION

大東文化大学法学部法律学科卒業

専門学校東京ビジュアルアーツ マルチメディア科卒業

 

EXHIBITIONS

2014 ユザワヤ芸術学院展 新人賞 受賞

2014 有楽町交通会館 ユザワヤ芸術学院展 佳作受賞

2016 大阪 MI gallery 8周年記念展 出展

2016 東京銀座画廊 抹茶ラテ・日本酒 筆文字 コンクール 出展

2016 東京銀座画廊 現代書展 新人賞受賞 

2017 浦和 やじろべえ珈琲店 古民家カフェで作品展

2018 埼玉県立近代美術館 SMF宝船展2018 @MOMAS

2019 埼玉県立近代美術館 SMF宝船展2019 @MOMAS

2020 銀座幸伸ギャラリー  第5回KSアーティストクラブ展

2020 中目黒 MDPGallery KSAC ART FESTA 2020

2021 銀座幸伸ギャラリー  第6回KSアーティストクラブ展

書芸家   絵や被造物の造形をミックスして作品を制作する

私は、6歳より兄の影響で書道教室で学ぶ。小学生の時は特に目標もなく、その頃は書道ブームもあり、上手く書きたいということで、賞をもらう。しかし、中学から大学まで、書道からは離れていった。大学時代は、バイトで稼いだお金で、海外のフランス・イタリア・イギリスの美術館で一流のものを鑑賞し、目を養う「観察眼」を持つため、習慣化に努める。今もそれは変わりません。物を作る人間は、自分の違う分野であっても、良い所は認め吸収し、美意識を高めることは必要だと考える。人生の転換期は、パソコン漬けの仕事の毎日では、人生に面白みがないと思い、昔習っていた書道を学びたいと、地元のカルチャースクールに見学に行きまして、そこに昭和の三筆「手島右卿」先生に習われたという方が教室をされていました。そこの教室は、漢字だけ仮名だけ習わすのではなく、楷書、行書、草書、仮名と書きながら、どんどん交互に学べるカリキュラムでした。厳しいながらも、多くを学べる指導でした。若い先生を選ぶよりも経験豊富な先生を選んで正解でした。今でも感謝しています。後に知ったのですが、手島右卿先生は浦和出身の私にとっては、浦和レッドダイヤモンズの元選手で岡野雅行は孫というのは、衝撃で何かの摂理と感じます。

 

雅号 『龍堂』

「龍」

私は、歴史上の人物で坂本龍馬が好きであり、あの人の行動力で江戸時代という閉鎖的な世が終わり、明治が始まりました。今までの常識が当たり前という考えでなく、社会の常識にとらわれない自由な発想で彼のように、龍のように、羽ばたきたいという思いから。

「堂」

堂々とした字で、人に元気を与えられる深みのある字を書きたいという思いから。

この以上2文字で「横田龍堂」と称しています。

 

制作にあたって

文字は文化であり、人間が使える唯一のコミュニケーションの手段。その文字は、手書きから木版、活字、写植、そして現在のデジタルフォントへと続き、様々な歴史と流れを作っています。今はパソコンでキーボードを打てば、フォントデザイナー(小塚 昌彦さんはタイプデザインディレクター塚明朝小塚ゴシックの制作者で大好きです)が読みやすくなるようにデザインしたフォントも多くなり便利です。私も職業柄その恩恵を受け、仕事が楽です。しかしながら、長い歴史を持つ書道の手書きの文字は、線で抑揚を出し、線の潤渇〈滲みと擦れの美〉で表情を出すなど、線の芸術です。手書きの文字には、デジタルフォントにはない、感情の豊富さが誰の目にも明らかで、使用媒体や使用店舗によっては訴求力があります。

私は、伝統的書道の知識や技能「アナログ」を大切にしながらも、時代に合わせた技術の進歩や流行、つまりパソコンであったり、新しい材料を使い、独自に材料を調合するなどして「デジタル」を、その両輪を自分らしく作品に昇華して行きたい。私の人生は、作品を作り出すための実験の積み重ねでありたい。

仕事の依頼に関しては、頂けるものは精力的にやって行きたいです。手書きのままの

表層掛け軸作品・額装作品や、あるいは手書きで書いた文字をパソコンにスキャンしてのデザイン(DM・暖簾・看板や、文字のデータ納品)までと、ご要望にお応えいたします。

 

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